MetaMaskとは?
MetaMask(メタマスク)とはトークンと呼ばれる仮想通貨を管理するウォレットアプリケーションです。ウォレットは文字通り「財布」という意味で、イーサリアムのような仮想通貨やOpenSeaなどのマーケットプレイスで売買されるNFTを管理するために必要なものです。
最近ではBCG(ブロックチェーンゲーム)が流行していますが、ゲームの中で様々なトークンのやり取りするのにも、多くの場合にMetaMaskが必要になります。特にスマホやタブレットのアプリケーションをインストールせずにWEBブラウザ上で機能するものについては、ブラウザの拡張機能にMetaMaskを追加しなければなりません。スマホ等のアプリケーションであっても、自分の持つイーサリアムやUSDTなどの仮想通貨を送るには、自分のMetamaskに保管しているものを送ることが多いです。
MetaMaskはブロックチェーンを基盤とする様々なコンテンツに対応しており、それらにMetaMaskを接続することでトークンの送受信やNFTの売買が可能となります。
ブロックチェーンとは取引データを「ブロック」ごとに時系列で記録し、それをネットワークの参加者が相互に取引履歴を共有することで改ざんを防ぐ「チェーン」となる仕組みのことです。これは分散型台帳とも呼ばれ、中央管理者が存在しない分散されたネットワーク上で、同じ台帳をを管理・共有することができる技術です。データが公開されているため、取引履歴が透明性が高いことで安全性が保たれています。
開発会社であるConsenSysによると、2022年1月の月間アクティブユーザー数は3,000万人を超えているとのことで、数あるウォレットの中でももっとも主流な存在となっています。
MetaMaskの作成方法
ここではWebブラウザのGoogleChromeを例に説明していきます。
まずはchromeウェブストアからMetaMaskをダウンロードします。
画面右上の「Chromeに追加」をクリック
ダウンロード完了後、利用規約に同意して「新規ウォレットを作成」をクリック
「同意します」をクリックして次に進む
設定したいパスワードを入力して注意文にチェックを入れて「新規ウォレットを作成」をクリック
「ウォレットの安全を確保(推奨)」をクリックして次に進む
「シークレットリカバリーフレーズを公開」をクリックして表示
表示された12の英単語の順番とスペルを記録して「次へ」をクリック
確認画面で空白となっている部分に先ほど記録してシークレットリカバリーフレーズを入力して「確認」をクリック
シークレットリカバリーフレーズはPCを変えた時など別の端末でMetaMaskのウォレットを使うときに必要となるので絶対に記録しておくこと!ちなみ私は全てパスワードノートを作って書いています。
秘密鍵も記録しておかないとねー。秘密鍵はアカウント詳細からパスワードを入れると確認できるので、併せて保管しておくべき!
次の画面が表示されれば設定は完了、「了解」クリックしてホーム画面に進む
上記の画面にたどり着ければMetaMaskウォレットの作成は完了です。
あとはChromeのブラウザでページを開くときに、MetaMaskの認証ページが開くので設定したパスワードを入力すればOKです。